皆様にブラジルの現地の様子は伝えられていますでしょうか?
今回もお楽しみいただけたら嬉しいです。
※前回までをまだ読んでない方は下記リンクより☆
[番外編第4回]地球の裏側行ってきた!(ブラジル完結編)この記事
おはようございます!
あっという間にブラジル最終日です。
今回泊まったホテルがある街はサンロレンソという町で、カルモデミナスの隣町になります。
水が有名のようでミネラルウォーターがサービスでつきました。
というよりはカルモコーヒズからのプレゼントですね。
たまに新品なのに蓋が空いているものもあり、気をつけようと思います。笑
今日は農園視察ですが、帰りの飛行機の時間もあり午前中しか視察できません。
なんだか、寂しいです・・・あと1ヶ月くらい滞在したいな。笑
本日向かう農園は「サントゥアリオ・スル農園」。
昨日衝撃を受けたゲイシャファーメンテッドが栽培され、精製された農園です。
サントゥアリオ・スル農園
精製所に到着。
昨日のカッピングで2番目に衝撃を受けたSL 28という品種のファーメンテッドナチュラル。
この豆の面白いところは精製方法。
ファーメンテッドということで発酵させているのは前述したゲイシャファーメンテッドとは変わりないのですが、
乾燥の仕方が面白い!
天日乾燥させているのですが、その際に青い光を当てて乾燥しているんです!
青い光はUVをカットしてくれ、より風味が豊かになるんですって!
青い光はどのように当てるのかというと・・・
青いトタン屋根にするだけ!笑
わかりやすくて素晴らしい!!!
本当にそんなので味わいが変わるのー??って思ったのですが、実際に昨日のカッピングで証明されているので間違い無いですね。
他にもワイン樽やウィスキー樽にコーヒーチェリー入れて発酵させたらどうなるのか?という実験も行っていました。
今後が楽しみですね!
美人のガイドさんから発酵に関しての説明。ナターシャさん?ナタリーさん?ちょっと名前忘れちゃいました・・・
最近結婚して、旦那さんはロシア人というのは覚えています。笑
年齢が29歳ってことに驚き。まさかの1歳年下でした・・・汗
これが発酵タンク。ここにコーヒーチェリーと発酵液を入れます。
イースト菌なんかも入れちゃいます。
これが発酵液。
発酵タンクには温度調整できるものもあります。
この大きな機械にコーヒーチェリーを通すと果肉が取られて出てきます。
これがタネを取り除いた後の果皮(カスカラ)。
コスタリカのやり方の似ていますね。
カルモコーヒーズの社長、ルイス・パルロ・ペレイラ氏とサントゥアリオ・スル農園の前でパシャリ。
余談ですが、コロンビアにも「サントゥアリオ農園」という農園があります。
この農園主であるカミーロさんとカルモコーヒーズのルイスさんは仲良し!
そしてルイスさんはカミーロさんのことを尊敬していたので新たな農園を作る際に「サントゥアリオ・スル農園」という名前をつけました。
「スル」とはスペイン語で「南」という意味があります。ブラジルはコロンビアよりも南に位置していますよね!
コロンビアのサントゥアリオよりも南にあるから「サントゥアリオ・スル農園」。
なんてわかりやすい。というか単純・・・笑
農園を歩いているとピッカーさんがいました。
ピッカーさんのコーヒーチェリーの取り方に注目!!!
コスタリカやグァテマラは完熟した豆を1粒1粒丁寧に取っていました。
ブラジルは違います。
根こそぎいきます。笑
完熟してても、未熟でも、過熟でも、腐っててもお構いなし。
1粒1粒取っていたら一生終わらないんですって。さすが生産量世界1位。
もう1つ理由があります。インフラがしっかり整っているからです!
2日目のレポートでもあげましたが、ブラジルの選別機はめちゃくちゃハイテクです。
なので、収穫の際どんなものを取ろうが後でしっかり選別できるので関係ないのです!
歩きながらつまみ食いをしまくります。笑
やっぱり美味しいな~、コーヒーチェリーって。
綺麗だし。宝石みたい。
ゲイシャ種ののコーヒーブロッサム。
繊細な甘い香り。ジャスミンに例えられます。
が、私はジャスミンの花の香りを嗅いだことがありません。笑
成長しすぎたコーヒーの木は収穫量が減ってきます。
なのでカットバックといって一度木を切っちゃいます。
そうすることで新しい芽が出てくるんですって。
これがカットバックした木です。
確かに!芽が伸びている!
最後はサントゥアリオ・スル農園の頂上に展望台があったので登らせていただきました。
ルイスさんとパシャリ。
最後はみんなでパシャリ。
あ~、あっという間だったな~。
寂しい・・・次はいつ来れるんだろうか・・・
としょんぼりしながら帰路に着きます。笑
しかし、こっからが本番です!
いかに今回の学びをお客様にアウトプット出来るか!
できなければ何の意味もないです。
なので最後に今回の遠征で感じたことを書きます!
意思表明として。
<ブラジル出張を終えて>
私たちは生産地を訪れることで
生産者、輸出業者の方とコミュニケーションをとり
新たな情報を知り、今後の動向を探り
素晴らしいコーヒー豆と出会うことができます。
ブラジルという地は
改めて現地を訪れることの大切さを
私たちに教えてくれました。
今回の数多くの出会いに感謝し
私たちはまた新たなステージへ駒を進めます。
インプットしたことは全て
皆様に還元して参ります。
皆様に感動を。
1人でも多くの方が
私たちのコーヒーを通して
豊かなライフスタイルを創造できるよう
邁進して参ります。
今後とも鈴木コーヒーを
何卒宜しくお願い致します。
※前回までをまだ読んでない方は下記リンクより☆
ブラジル農園視察、買付レポート。
[番外編第4回]地球の裏側行ってきた!(ブラジル完結編)この記事
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vol.7白井焙煎士がいないので、ロースタリーに潜入してみた!
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中米、コスタリカ・グァテマラ農園視察、買付レポート。
中米コーヒー農園視察、買付レポートvol.1[ 🇬🇹グァテマラ編 ]
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「 COFFEE IS FRUITS 」コーヒーはフルーツです。
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