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コスタリカとコスタリカのコーヒーについて[ Costa Rica ]

2019.01.11 | COLUMN

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コスタリカ[Costa Rica🇨🇷]「豊かな(Rica)海岸(Costa)」


 

 コスタリカ共和国(コスタリカきょうわこく、スペイン語: República de Costa Rica)、通称コスタリカは、中央アメリカ南部に位置する共和制国家。北にニカラグア、南東にパナマと国境を接しており、南は太平洋、北はカリブ海に面している。首都はサンホセ。

コスタリカとはスペイン語で「豊かな(Rica)海岸(Costa)」の意味であり、この地に上陸したスペイン人が遭遇したインディヘナが、金細工の装飾品を身につけていたことからこの名前がついた。

 

コスタリカは日本の愛媛県とほぼ同じ経済規模で、北海道の半分にも満たない小さな国。


 2013年のコスタリカのGDPは約496億ドルであり、日本の愛媛県とほぼ同じ経済規模である。一人当たりのGDPは10,528ドルで、世界平均とほぼ同じ水準にある。

コスタリカ共和国は人口およそ420万人。

国土面積は51,000平方キロメートル。

日本の北海道の半分にも満たない小さな国。

主な国際空港としてはサンホセのフアン・サンタマリーア国際空港と、リベリアのダニエル・オドゥベール国際空港の二つがある。

国民の識字率は95.5%であり、アルゼンチンの97%、キューバの99%と並び、中南米を通じて非常に高い。

 

「動植物の楽園」エコツーリズム発祥の国


 西は太平洋、東はカリブ海に面し、中央には9つの活火山を擁する3000メートル級の山々が連なっています。コスタリカは太平洋から大西洋まで、最も狭いところで119km、最も広いところでも226kmしか距離がなく、細長い国土だが、国土の中央をグアナカステ山脈、ティララン山脈、中央山脈、タラマンカ山脈が貫き、国土中央には標高2000mに達する中央盆地が存在する。国内最高峰はチリポ山(3901m)。

地球上すべての生物種のうち5%が生息すると言われ、「環境保護先進国」として名高い。国立公園・自然保護区の総面積は全国土の1/4を超える。自然が豊かで、独立当初は国土の95%が密林に覆われていた自然大国。

「エコツーリズム」の先進国であるコスタリカ では、多種多様な動植物や絶景を楽しめる場所が各地に点在しています。首都サン・ホセを拠点とする中央部には、世界最大級の噴火口を持つボアス火山や、手塚治虫のマンガ『火の鳥』のモデルになった幻鳥ケツァールが生息するモンテベルデ自然保護区、溶岩が流れる様を目にできるアレナル火山、沿岸地域にはウミガメの産卵地が広がり、ココス島をはじめとする海域は世界屈指のダイビングスポットになっており、コスタリカならではの、変化に富んだ豊かな自然が体感できる。

 

中米で最も早くコーヒー栽培が開始された国。


 16世紀にスペイン領となり、その後、メキシコ帝国や中央アメリカ連合に所属し、後に一国として独立しました。コスタリカの土地所有形態は植民地時代からの中小独立自営農民による中規模土地所有が主体であったため、他の中米諸国やブラジルのような大プランテーションは発達しなかった。コスタリカは中米で最も早くコーヒー栽培が開始されたため、コスタリカを通してグアテマラ、エルサルバドルにコーヒーの生産技術が伝播することとなった。

18世紀にコーヒー豆がキューバから持ち込まれ、その後コーヒー栽培が広がり、19世紀初めには輸出も開始されました。1870年代にコーヒー産業は成長・拡大し、コスタリカの重要な農産物となっていきました。

安定した日照量と降水量、適度な気温、そして火山灰による豊かな土壌により高品質なコーヒーの栽培が可能になっています。

自然環境に配慮した生産が推進されているのも特徴です。

主要生産地はタラス、トレスリオス、セントラルバレー、ウェストバレー、オロシ、ブルンカ、トゥリアルバの7つです。

生産量は年間およそ76,000トンで世界の20位以内に入ります。

生産されるコーヒーのうちの半数はスペシャルティコーヒーとして取り引きされているそうです。酸味は豊かで、深いコクと苦味、芳醇な香りが絶妙なバランスです。

等級は標高により6つに格付けされ、標高が高いほど高級品になります。SHQ:標高1200~1600m、GHQ:標高1000~1200m、次いでHB、MHB、HGA、MGAと続きます。

国土を横断する火山帯が標高差のある変化のある地形を作っています。また、国内に30を超える国立公園を有しており、森林地帯が国土の40%以上と、コーヒーを栽培するのに最適な環境。

コスタリカは熱帯地域でありながら、標高の高い山岳地帯なので、コーヒー豆を栽培するのに最適な環境であると言えます。コスタリカ産のコーヒー豆の75%が標高1,000m~1,700mのところで栽培されています。

昼と夜の温度差は激しく、昼間は気温が高く、夜間から夜明けにかけては気温が低くなります。コーヒーを栽培する上でこの温度差は、より引き締まったコーヒー豆を作ることができるようになるので重要です。実際にコスタリカ産のコーヒー豆の栽培地域の気温は、17度~23度の間であると言われています。

コスタリカはもともとが赤道のほぼ真下の熱帯地域なので安定した日照量があります。ただし、太陽光は有れば有るほど良いというわけでもありません。そのためにコスタリカでは「シェイドツリー」を活用しています。「シェイドツリー」とはその名の通り、日光を遮って日陰を作るための木です。このシェイドツリーをコスタリカではコーヒー豆の木の横に植えることで、必要以上な太陽の光を抑えることができます。このシェイドツリーは日照量をコントロールするだけではなく、土壌の新色を防いだり、枯葉や枯枝が天然の有機物になったりと、コスタリカのエコシステムを支えています。

また降水量に関しても、コスタリカにははっきりとした雨季と乾季が存在しており、コーヒー豆を栽培するのに適した気候となっております。

山岳地帯では、火山灰による豊かな土壌により高品質なコーヒーの栽培が可能となっております。このためにミネラルが豊富な土壌となり、コーヒーを栽培するのに最適な栄養分を吸収することができます。

また、火山灰性の土壌は保水力があり酸素供給を助けるという点においても、コスタリカ産のコーヒーを栽培するための基盤となっております。

これらの気候条件の下に、3月~4月の雨季にコーヒー豆の木は白く綺麗な花を咲かせて、6月頃にはコーヒーチェーリーができ、12月になるとコーヒーチェーリーが赤く成熟していきます。

コスタリカでコーヒー豆の生産に携わっている農家は8万件を超えるとも言われています。人口が450万人であることを考えると、かなりの割合の人たちがコーヒーに携わっています。

8万件のうち90%小規模農家です。小規模農家が多いと、1人あたりの生産者が手がけるコーヒー農園の大きさは自ずと小さくなっていきます。そのために、コーヒー1粒1粒にかける手間がおおきく、美味しいコーヒーの生産につながります。

しかし、どうしても小規模農家はコーヒーの生産者としての立場が弱くなってしまう傾向にあります。そのために、コスタリカでは国をあげて小規模農家を守るべく国内の生産体制を整えています。

 

CICAFE(国立コーヒー協会研究所)

アラビカ種以外のコーヒー豆の栽培を禁止!


 コスタリカのコーヒー生産者を国全体で支えていくために作られたのが、CICAFE(国立コーヒー協会研究所)

1933年に設立され、生産から輸出までを管理・指導。品質の保持・向上と安定供給に取り組んでいる。主な事業内容としては、生産者への技術的な指導を行っています。コーヒー農家の生産技術を向上させることがコスタリカ全体のコーヒー豆の品質向上につながっています。

また、環境保護に関する取り組みも強化しています。持続可能にコーヒー豆を生産していくためには、環境を無視したコーヒー豆の栽培をしてはいけません。実際にコスタリカでは1900年代にコーヒー豆の栽培に伴う環境破壊が問題となっていました。

このままでは、中長期的な視点でコーヒーを栽培していくことができないと判断したコスタリカ政府は、CICAFE(国立コーヒー協会研究所)を使って、コーヒー豆の洗浄用の水の使用量を制限したり、排水物のろ過装置の設置をしたりしました。

生産性の向上と環境保護という両立することが難しい2つの課題に取り組んでいるCICAFE(国立コーヒー協会研究所)はコスタリカのコーヒーを陰で支えているのです。

コスタリカのコーヒーの生産体制を見る上で、最も特徴的なのが、アラビカ種以外のコーヒー豆の栽培を禁止していることです。アラビカ種はコーヒー豆の中でも品質が高くて高級なコーヒー豆の種類です。

1988年の行政令でアラビカ種以外のコーヒー豆の生産を禁止しました。アラビカ種以外のコーヒー豆を国で禁止するというのは前代未聞であり、世界中を探してもコスタリカでしか行われておりません。

この法律からも、国をあげてコーヒー豆の品質を維持して、最高級のコーヒー豆のみを世界に輸出していこうという心意気が感じられます。コーヒー豆を栽培するのに最適な環境と、それを国でサポートするという両輪でコスタリカのコーヒー豆は栽培されています。

 

SCACR(コスタリカ・スペシャリティ・コーヒー協会)


公的機関として存在する国立コーヒー協会が、法規を用いて管理できるというユニークな業界体質を持つ。
その主な業務は、コーヒー生産に伴う生産者の社会的な安定、インフラ整備、種の種類、栽培条件の管理等である。
それらを通し、生産するコーヒーの品質の持続性、安定性を確保し、信頼できる原産地としてコスタリカの地位を高める目標を掲げる。 

 

マイクロミル革命


近代になって始まったコスタリカでのコーヒー栽培ですが、最近になって更に大きな変革が行われました。それは「マイクロミル革命」と呼ばれています。一般的に、コスタリカではコーヒー農家は農協や集荷業者にコーヒーチェリーを販売することで生計を立てています。そして農協や集荷業者は、たくさんのコーヒー農家から集めたコーヒーチェリーを巨大なミルに入れて水洗処理を行います。コーヒー農家にとって、自分でコーヒー豆を加工する必要がないので簡単ではあるのですが、その分のマージンを業者に取られてしまうので、どうしても手取りのお金が少なくなってしまいます。

このような状況を解決するために「マイクロミル」というコンパクトな生産処理機を導入し、コーヒー農家自身で、身内や近隣のグループで集まって小さなミルを使って水洗処理まで自分たちで行い、生産性とクオリティを高め、できるだけ多くのお金を得ようという運動が起きています。

2000年代に入ってから行われているこの運動は、コーヒー農家の生計をより良くするための方法として注目を集めています。

 

SUZUKICOFFEEとコスタリカ


 SUZUKICOOFFEEでは2019年2月上旬、コスタリカ視察・買付に初めて現地農園に赴く予定です。

時期になりましたら、ホームページ上にてご報告いたしたいと思っております。ぜひご期待いただき、覗きにきていただけますと幸いです。

 現在SUZUKICOFFEEが扱うコスタリカ のコーヒー豆は、スペシャルティコーヒー

コスタリカ・プエンテタラス ティピカ レッドハニーです。

コスタリカのタラス地区は、太平洋側に広がる山脈の中で、鳥類や山林の聖地ともいわれる美しい自然に囲まれた地域です。標高1600m、狭い斜面や山の斜面でコーヒーの栽培 が行われています。ハニープロセスという工程を経て精製されているため、 コーヒーチェリーの果実由来の甘さがしっかりと感じられます。蜂蜜のような質感、余韻の長い濃厚な甘さは、まるでダークチェリーを一粒頬張り、噛みしめた時のようです。

 

↓商品詳細購入ページ

COSTA-RICA PUENTE TARRAZU TYPICA RED HONEY

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