
2026.07.10 | Well Being | NEWS |
「夜のコーヒー」があなたの健康を蝕んでいるかもしれない
仕事終わりの一杯、食後のほっとするコーヒータイム――そんな習慣が、実は夜の眠りの質を静かに下げているとしたら?
「コーヒーを飲んでも眠れる」という方も多いですが、それは「眠れている」のではなく「眠りが浅くなっている」可能性があります。
今回は、科学的なデータをもとに、睡眠とカフェインの関係、そして「コーヒーをやめる時間」の正解をわかりやすくお伝えします。

(※イメージ画像)
カフェインが体内で半分に減るまでにかかる時間、これを「半減期」といいます。
個人差はありますが、平均的な成人で約5〜6時間とされています。
2013年にアメリカの睡眠学会誌『Journal of Clinical Sleep Medicine』に掲載された研究では、就寝6時間前のカフェイン摂取でも、睡眠時間が平均1時間以上短縮されることが示されました。
自覚症状がなくても、睡眠の深さや質には確実に影響が出ていたのです。
一般的に推奨される1日のカフェイン摂取量は400mg以下(欧州食品安全機関・EFSAより)。
コーヒー1杯(約150ml)に含まれるカフェインはおよそ60〜100mgですので、1日4杯程度が目安となります。

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では、具体的に何時以降はコーヒーを控えるべきなのでしょうか。
先ほどの半減期を考えると、目安は次のとおりです。
・22時就寝の場合:14時(午後2時)以降はカフェインを控える
・23時就寝の場合:15時(午後3時)以降はカフェインを控える
・24時就寝の場合:16時(午後4時)以降はカフェインを控える
カフェインと睡眠の関係は、実はメンタルヘルスとも深くつながっています。
睡眠不足が続くと、不安感やイライラが増しやすくなることは広く知られていますが、さらにカフェイン自体にもコルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を促す作用があることが分かっています。
適量であれば集中力や気分向上に役立つ一方、摂りすぎると逆に不安感や緊張感を高めてしまうこともあります。
特に夕方以降のカフェイン摂取は、「眠れない → 疲れが取れない → 気分が沈む」という悪循環を生み出しやすく、メンタル面にも影響を及ぼします。
コーヒーを楽しむからこそ、飲む時間帯を意識することが大切なのです。

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「でも、夜にもコーヒーの味が恋しい……」という方には、以下のような選択肢がおすすめです。
・デカフェ(カフェインレスコーヒー):風味はそのまま、カフェインは90%以上カット
・ルイボスティー:ノンカフェインでリラックス効果も期待できる
・ホットミルク・豆乳:温かい飲み物が心を落ち着かせてくれる
特にデカフェは近年品質が大きく向上しており、本格的なコーヒーの香りと味わいを楽しめるものも増えています。
今日から実践できるカフェインルールをまとめます。
①カフェインの半減期を意識してコーヒーを楽しむ
②1日のカフェイン摂取量は400mg(コーヒー約4杯)以下を目安にする
③夕方以降はデカフェやノンカフェイン飲料に切り替える
コーヒーは正しく楽しめば、集中力アップや気分転換に役立つ素晴らしい飲み物です。
「いつ飲むか」を少し意識するだけで、睡眠の質が変わり、翌朝の目覚めやメンタルの調子にも好影響が期待できます。
ぜひ明日から試してみてください。
SUZUKI COFFEEでは、朝のスタートを豊かにする本格コーヒーはもちろん、夜でも安心して楽しめるデカフェラインナップも取り揃えています。
「美味しく飲んで、よく眠る」。そんなコーヒーライフのサポートができれば嬉しいです。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療上のアドバイスではありません。カフェインへの感受性には個人差があり、健康状態によって適切な摂取量は異なります。持病のある方・妊娠中の方・薬を服用中の方は、かかりつけ医にご相談ください。