コーヒー製品の価格改定に関するご案内
2022/10/25

 

貴社ますますご清栄のことと慶び申し上げます。

また平素は弊社商品につきまして格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 

昨年から続くコーヒー生豆相場の高騰と円安傾向は、現在もなおコーヒー豆調達価格に多大な影響をもたらしており、さらに物流費や資材の高騰も大きなコスト増加の要因となっております。弊社単独の企業努力では従来の価格を継続することが難しくなりました。

それに伴いまして、誠に心苦しくはございますが、コーヒー製品の価格を改定させていただきます。

 

社員一同、「コーヒーを通じた、人々のより豊かなLIFE」のため、商品品質とサービス向上を掲げてより一層尽力して参ります。今後とも弊社をご愛顧いただきますよう、何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

コーヒー生豆相場は、2021年2月から上昇基調に転じ、5月28日には約4年半ぶりとなる1ポンド当たり160セントまで高騰、その後7月26日には1ポンドあたり207セントまでに急騰し、2014年以来の高値となるなど、今後も高値圏で推移すると推察されます。

このような相場高騰の基礎的要因には、コーヒー消費量が世界的に堅調に拡大する一方で、生産国ではこの需要増に対応できる増産体制が整わないという需給のアンバランスにより、世界在庫は減少し続けていることが挙げられます。

加えて、2021~22年度は世界最大の生産国ブラジルが裏作にあたるとともに、昨年11月から続く降雨不足の影響が重なり、豊作だった前年度から大幅な減産が予測されています。

一方需要面では、米国・欧州各国等の消費国で新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、経済活動再開とともにコーヒー消費量の回復が期待され、需給の逼迫の懸念から、今後もコーヒー生豆相場は高値安定、もしくは更なる上昇基調に転じる場面もあり得るという観測が強まっています。このようなコーヒーの需給に関係した相場高騰に加え、コロナ禍による海上輸送網の大きな混乱により、海上輸送料金も大幅に上昇しています。

こうした状況の中、7月20日にはブラジルにおける広範囲のコーヒー生産地域にて、1994年以来となる大規模な降霜が確認され、コーヒー相場はさらに急騰し(1ポンド当たり207セント)今後も供給不足の解消は困難との見通しから高値相場の長期化が懸念されております。

更に、円相場は2021年に入り円安傾向へ転じ、現在1ドル=110円台で推移しており、年初からの半年間で約7円以上の円安水準に達し、原料の全てを輸入に頼るコーヒーの調達価格に多大な影響をもたらしています。更に、資材やエネルギー原料、物流費の高騰といったコストアップ要因も加わり、コーヒー製品のコストは、大幅に上昇しています。

このような厳しい状況下、高品質でおいしいコーヒーを皆様にお届けするため、コスト増加分を吸収するべく企業努力を続けてまいりましたが、現状、その範囲を超える水準にまで至ったことから、やむなく、コーヒーの販売価格を改定させて頂くこととなりました。今後も高品質でおいしいコーヒーをお届けしてまいる所存でございます。

何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

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