エチオピアの内戦激化に伴い、現在、エチオピア産のコーヒー豆の輸出が止まり、再開の見通し立たたない。との情報が入ってまいりました。
エチオピアの情勢について
現在エチオピアの情勢が緊迫しています。エチオピアでは政府軍と、北部ティグレ州を根拠地とするティグレ人民解放戦線(TPLF)との武力衝突が昨年より続いています。TPLFが2021年10月末に交通の要衝であるアムハラ州コンボルチャを奪取し、首都アディスアベバへの侵攻を仄めかしたことをきっかけに、アビー首相は国土全体を対象とした非常事態宣言を発出。これを受けて米国をはじめとして複数の国が自国民にエチオピアからの退避命令を出す一方、人道支援に取り組む国連職員が現地で拘束されるなど、事態が急速に緊迫化しています。国連人権高等弁務官ミチェル・バチェレ氏は、ティグレ州の一般市民が極度に野蛮な行為にさらされていると発言しています。現地は大変危険な状態であり、コーヒー豆ののみならず様々な経済打撃を受けている状況です。そんななか、物資の供給も滞ってしまい、国連は6月時点で、推計35万人が飢餓状態にあるとのしています分析を発表しています。
当社としても、現状把握に奔走しておりますが、一部ブレンド構成の変更などを一時的に余儀なくされる可能性がでております。どうかご理解願えれば幸いに存じます。