「コーヒーミルは、豆を挽ければいいんじゃないの?」「ミルでどう変わるの?」と
考えている方も多くおられるのではないでしょうか?コーヒー豆の挽き方によってコーヒーの味は大きく変わるのです。
ご家庭で更に美味しいコーヒーを楽しんでいただく為に、コーヒーミルについてご紹介させてください。
コーヒーミルには2種類、手動ミルと電動ミルがあります。
【手動式ミル】
アンティーク調やスタイリッシュなデザインが豊富で、男女問わず、インテリアとしても優れています。
手動式ミルはある程度重さがあった方が安定し、挽きやすいです。
◆メリット
・雰囲気と香りを楽しめる
・デザインがおしゃれ
・価格が安い
・コンパクトで持ち運び可
◆デメリット
・時間がかかる
・たくさん挽くのは大変
【電動式ミル】
電動なので、電気の力で簡単に豆を挽けて、ミルの力が均一に行き渡るため挽きムラを気にせず使用できます。
電動式コーヒーミルは種類が豊富な為、その分価格帯が幅広いのが特徴です。
◆メリット
・ボタンひとつで挽ける
・ダイヤルで挽き目の調整ができる
・短時間でたくさん挽ける
◆デメリット
・音が気になる
・電源コードの確保が必要
・スペースを取る
コーヒーミルの最初の選択肢は「手動式」か「電動式」かです。
手動ミルはコーヒーの香りと雰囲気で、コーヒー豆を挽いている瞬間でさえも楽しめるので、ゆっくり自分の時間を楽しみたいという方におすすめです。
電動ミルは、時間や労力がかからないので日頃からコーヒーを飲む方にはおすすめです。
エスプレッソを作りたい時などは豆を極細挽きにするので手動でハンドルを回すより電動ミルにお任せした方が手間もはぶけます。
〈臼式〉
上下2枚の刃でコーヒー豆をすり潰して挽くタイプです。手動式コーヒーミルによく用いられている方式です。均一に近いサイズに挽くことが出来ます。
〈プロペラ式〉
ミキサーのような薄い金属のプロペラを回転させます。挽き目の仕上がりとしては、ランダムにカットされていくので均一にはなりにくいですが、コンパクトでお手入れはとっても簡単です。
〈カット式〉
カフェや喫茶店などプロの多くが愛用しているタイプです。臼式の刃と同様に上下2枚の刃を持っており、臼式、プロペラ式よりも素早く均一に挽くことができます!細挽き、中挽き、粗挽きなど用途に合わせてダイヤルをセットするだけで簡単に短時間で挽きムラが少なく均一に挽けます!
〈コニカル刃〉
本格派を追求する方におすすめです。長電動式コーヒーミルの中で豆を挽く性能が最も高いと言われてます。挽き目が40段階も調節できるので豆や抽出方法に合わせて最適な状態で本格的なコーヒーが楽しめます。
コーヒー豆を挽いていると、必ず出るのが微粉や渋皮です。コーヒー豆にはどうしてもついているのでしっかり微粉や渋皮を除去する必要があります。
ミルに残ったままだと苦みや渋みの元になってしまいます。
通常はタオルやクリーニングブラシ(歯ブラシも可)などで残った粉をはらうだけで十分ですが、
水洗いをした場合はしっかり乾燥させることが重要です。(※中には水洗いができない物もあります。)
手入れや片付けの楽さは非常に重要なポイントです。
コーヒーは農作物です、生鮮食品です。賞味期限があるように、時間が経てば経つほど、劣化し風味も失われます。焙煎豆を挽くと表面積が増え、酸化のスピードはさらに上がります。そのため、できるだけコーヒーを飲む直前に飲む分だけを挽き、淹れることが、そのコーヒー豆の美味しさをさらに楽しめます。
ぜひ今年は自分に合ったコーヒーミルを探して見つけてみてはどうでしょうか♪