コーヒーを淹れた際に抽出される出がらしは、本来ならゴミ箱行き。
「食品廃棄物」になってしまいます。
そこで、廃棄されるコーヒーカスに着目してマグカップとカトラリーを新潟の老舗洋食器店「大橋洋食器」が開発いたしました。
新潟市中央区にある 「大橋洋食器」は明治時代から130年以上、ホテル・レストラン等、プロユース向けの洋食器を手がけています。
新たに、ご家庭向けの洋食器販売を手がける会社
「株式会社SAN-AND」を立ち上げ、生まれたのが今回のSDGs食器です。
コーヒーを淹れた後の抽出カスを機械で乾燥させ、
それを細かく砕き、
大きさにばらつきがないか確認し…
陶磁器の表面を覆う「釉薬」に混ぜます。
素焼きした器をその釉薬に漬けて、
完成。
マグカップは、口元が大きく開き安定感のあるフォルムが特徴のAタイプ
適度な厚みで柔らかさを感じるダイナーマグをスタイリッシュに仕上げたBタイプ。
どちらもコーヒー豆の色に近い、ヴィンテージな雰囲気漂うデザインに仕上がっています。
原料にコーヒーの粉が含まれることにより、焼成した際にマグカップ表面に独特な模様が現れます。それらは1つとして同じ物がなく、その一つ一つが世界でオンリーワンのデザインに仕上がっています。コーヒー粉によるオンリーワンの模様と職人が手作りで仕上げるからこそ感じられる柔らかいフォルムになっています。
こちらのシリーズのマグカップは鈴木コーヒー直営店、CRAFTSMAN by SUZUKI COFFEE(クラフトマン)でも取り扱っております。
プロジェクトについてはこちら。
このリ・カフェシリーズを皮切りに、次の商品開発を実現できるように、クラウドファンディングを行ってます!
食品廃棄物を原料とした循環型のモノづくりを実現する「株式会社SAN-AND」
地域の産品に焦点を当てた商品の開発を計画中だそうです。具体的にはお米の籾(もみ)殻を使ったご飯茶碗や酒器、日本海の海の幸である魚の骨や貝殻を使ったお皿等。
ただSDGsに寄与しているだけでなく、使う際にワクワクするような商品を多く生み出し、同じ新潟で「豊かな食事時間」を提供していく。
鈴木コーヒーも株式会社SAN-ANDを応援させていただきます。