「保護猫」は、おうちがなく飼い主がいない、もしくは劣悪な環境にいた猫たちがレスキューされて、自治体や民間の動物保護施設、個人宅などで一時的に保護されて生活している猫たちのことです。
世の中すべての猫が人に愛されて暮らしているわけではありません。行き場を失い、保護され、里親を探すも見つからず、さらに行き場を失った猫は周知のごとく殺処分される。殺処分という文字だけで胸が張り裂けそうなくらい痛ましいですが、それが現実です。
統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
そんな猫たちを保護したり、保健所などから引き取ったりしているカフェというものが「保護猫カフェ」です。
一般的な猫カフェのように猫と触れ合う時を提供しながら、そこにいる猫たちの里親を募集したり、売り上げを保護活動に使っていたりしています。また、これ以上悲しい猫が増えないように啓蒙や啓発活動を行ったり、いろいろな活動をしています。
猫と暮らしたいと考えた時、コーヒーを飲みたいと思った時、選択肢のひとつに保護猫カフェを加えていただけませんか?
その名の通り保護された猫たちが一時的に暮らす猫カフェのこと。
保護猫カフェでは、元々野良だった猫や多頭飼育崩壊となった猫、捨て猫など様々な過去を持つ猫が生活しています。
保護猫カフェには大きく分けて2種類あります。
1つは、そこにいる保護猫たちの譲渡(里親募集)を目的としたもの。
そしてもう1つは、一般的な「猫カフェ」と同じように、家で猫を飼えない人や猫が大好きな人たちに、可愛い猫たちと楽しいひと時を過ごしてもらうことを目的としたものです。
一般社団法人保護猫カフェ協会様HP
https://hogoneko.org/