こんにちは!
DANRO by SUZUKICOFFEEの釣巻です!
今回も珈琲妖怪の実験シリーズ!
テーマは、
「珈琲の可能性を広げよう!珈琲で燻製してみたっ☆」
です!!!
私はよく自宅で燻製を作り、燻製にしたナッツやベーコン、チーズを楽しんでいます。
普段、燻製を作る時は専用の鍋の底に燻製チップを敷き詰めて、温度計の付いた蓋をし火に掛け、
温度計を見ながら燻製具合を確認して作っています。
その時に使う燻製チップを、挽いた珈琲に変えて燻したら食材に珈琲の香りが移るのでは?!と思い実験してみました。
珈琲豆は特に華やかで香りの素晴らしい銘柄、「エチオピアイリガチェフコンガナチュラル」という銘柄を使用しました。
この珈琲の特徴は花束やベリーのような甘くかぐわしい香りです。
香りが強い特徴がある珈琲を使うことで実験後に食材への影響が分かりやすいよう選びました♪
(※この後、妖怪は一度地獄をみます…)
まずは、豆を挽き燻製鍋の底に満遍なく敷き詰めます。
電動ミルと手挽きミルどちらも使っていますが、今回は電動ミルでサクッと挽いていきます。
鍋に粉を入れたら平らにならして、食材を網に乗せます。
今回はチーズを燻していきます☆
普段の燻製チップの場合は10〜15分燻製しますが、今回は珈琲の粉を使用する為すぐ火が通ると予想しタイマーを付けつつ見守りました。
加熱から1分30秒ほどで白い煙が上がり、香りは……
……焦げた匂い?!((((;゚Д゚)))))))
すぐに火を止め鍋が冷めるのを待ちます。
窓際で柔らかな風に吹かれながら、新潟にしてはよく晴れた青い空を眺め「美味しい珈琲が飲みたいなぁ」と思いながら虚空を見つめます。
現実逃避から帰還し、燻製鍋を開けます。
匂いはともかく見た目は良い感じ?
さすがにガブっと食べるのは心配なので、チロリと舌先だけ舐めてみますか。
いやーーーーーー……
焦げた香りがとても濃縮されており、残念ですが失敗のようです。
燻す時間を短くするか、豆を生豆にして焙煎しつつその香りを移すかなど成功させるために様々な可能性も考えましたが一回置いておき、気を取り直して実験を第二弾へ進めます。
第二弾!
「珈琲を燻製してみたっ☆」
鍋に燻製チップを敷き、エチオピアイリガチェフコンガナチュラルを豆のまま一杯分燻製しました。
燻製し終わった珈琲をさっそくドリップしてみましょう。
粉をドリッパー内に平らに入れて
お湯を注ぎ…
完成です!
お味は、エチオピアコンガナチュラル本来の酸味とベリー感が後味少しありながら炒った胡桃のような香りが強く、美味しいけど胡桃感の主張が強くて何かを足したい…?
家にあったミルクチョコを珈琲に溶かして飲んだところ、飲みやすくてとても香ばしいカフェモカになりました。美味しいです!
胡桃感とエチオピアのフルーティーさがミルクチョコと合わさると、それぞれの味が調和して優しい一杯に仕上がりバランスが取れました。
珈琲を燻製するのは成功です!
皆様、いかがでしたか?
失敗も含めて珈琲への探究心と可能性を感じていただけたら幸いです!
また、これからも珈琲と楽しい時間を過ごしてまいりましょう!
今回使用した銘柄の「エチオピアイリガチェフコンガナチュラル」は鈴木コーヒー直営店にて販売がございます!
ぜひ、気軽にお声がけくださいませ♪